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ミカタラボ

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英会話と塾はどっちに行くべき?

 英語は、受験でも、大きな点数ウェイトを占める科目です。英語を学ぶ上で、実用的な英語を学ぶことができる英会話教室に通うべきか、受験のプロである学習塾や予備校に通うべきか、迷う方も多いと思います。英会話と塾にはどのような違いがあり、受験との関わりはどうなのでしょうか。

 

本記事の内容

 

 私自身、高校生時代に、英会話教室に一年、学習塾の英語の授業を一年受けました。最終的には共通テストのリーディングで100点を獲得し、二次試験でも、英語は8割以上の点数を獲得することができました。

 

英会話と塾の違い

英会話の特徴

英会話は、「話す」「書く」「読む」「聞く」という4技能をバランス良く鍛えることができきます。また、実際に英語を話す場面があることから実用的な英語を学ぶことができるとも言われています。話すだけでなく、英文を読んだり、リスニングをしたり、英作文を添削してもらったりする場面もあります。英会話は基本的にネイティブの先生に教えてもらうことが多いです。中には日本人の先生に教えてもらえる教室もあるようです。最近では、実際に通うことなく、オンラインで受講できる英会話もたくさんあります。

英会話のメリット

スピーキング能力向上

 英会話のメリットは、なんといってもやはりスピーキングの能力を鍛えることができることです。受験勉強でも音読が推奨されているように英語を声に出して学ぶことは効果があります。また、ネイティブの先生との英会話では、本場の発音を聞きながら英語を学ぶことができます。

主体的な英語学習

 また、主体的に英語を学ぶことができるのも特徴です。英会話では自分が話たり、問題を解くことが中心であり、英語に触れている時間は長いです。

英会話のデメリット

文法が学びづらい

 英語の文法についての説明は理解しにくいと思います。文法についての説明も英語で受けることになります。一度習った文法の説明を聞くには理解できると思いますが、全く知らない知識についての説明を理解するのは容易ではありません。

 

学習塾の特徴

 学習塾は受験のプロです。受験英語の問題の解き方やテクニックについての知識を教えてもらえます。私は、集団での授業を受けていましたが、問題をその場で解くか、事前に予習として解いてきた問題の解説をするという授業形式が採られていました。塾によって違いがあるとは思いますが、問題を解くことにフォーカスしている場合が多いです。

学習塾のメリット

受験問題に詳しい講師が教えてくれる

学習塾の英語講師は今までの英語の問題を数々見てきた受験のプロです。経験から、どのように英語の問題を解くべきか教えてもらえます。英作文の書き方から、長文を読む際の論理構造の捉え方を教えてもらえます。

学習塾のデメリット

人によって教え方が異なる

塾では授業によって担当する講師が異なり、それぞれの先生がそれぞ売れの考えを持っているため教え方が異なることがほとんどです。知識を鵜呑みにするばかりでは混乱してしまう恐れがあります。

受け身になる

学習塾での英語の授業は、問題の解き方などの知識を教えるために、ほとんどが解説であり、英語に触れている時間が短いです。自分で勉強することが苦手な場合は英語を学ぶ時間が短くなります。また、集中することができない場合知識が筒抜けになってしまうことがあります。

英会話をおすすめする理由

 

 

 

結論として私は英会話をおすすめします。英会話と学習塾どちらにも通った上で、自分の英語力の向上により寄与したのは英会話でした。その理由は以下の通りです。

英語に触れる量が増える

 英会話の最大の長所は、英語に触れる量が多いことです。英語は理論を学ぶことはもちろん大事ですが、たくさん聞いて、たくさん読んで学ぶことで英語に慣れることができます。英語は主体的に学ぶことが大切です。私が通っていた英会話では英検の過去問を中心に学んでいきましたが、一回の授業で読んだり、聞いたりする英文の量は塾に比べて多かったように思います。たくさんの文章を読むことで英文を読むスピードが上がっていくことが体感できました。

声に出して学ぶ

 英会話では、英語を声に出して学ぶ機会がたくさんあります。英語の学習法として音読を棄つことはよく推奨されます。英語を声に出していくことで英語の認識スピードが速くなることはもちろん、英語の構文を身につけることができます。英作文などでは、英文を覚えて使い方を学んでいく方法があります。これは声に出すことで効率化できるのではないでしょうか。

英語しか使わない環境

 英会話の先生がネイティブの先生だった場合、レッスンでは英語だけを使うことになることがほとんどです。自分の話したいことを、なんとかして先生に伝えようとすることは、英語でのコミュニケーションの能力を向上させることにつながります。また、私が特に勉強になると感じたのは、自分の知っている単語について説明してもらったことです。英単語のイメージがより強烈に残っ他のがとても印象的でした。

 

英会話は受験に役に立つのか

 結論としては、私の考えは「役に立つ」です。その理由は以下の通りです。

英文の処理速度が上がる

 最近の受験英語は、英文の処理量が上がっており、より速読が求められています。英会話に通うことで英文に触れる量が増えます。それが、英文の処理能力につながっていくと思います。私自身、英会話に入る前には英語を読むスピードが遅かったのですが、英会話に通った後は英文のスピードが上がり、共通テストのリーディングを解き終えられるようになりました。これによって9割以上の点数を安定的にとるようになりました。

リスニング能力の向上

 英会話では、英語を聞くことはもちろん英文を読んだり、英語でコミュニケーションを取ろうとします。英語を音として耳で聞き、認識することは、リスニング能力の向上につながると思います。

 

英会話をお奨めする人

自分で英語の勉強をすることが苦手な人

 私が英会話をお奨めする理由の一つは、英語に触れる量が増えることですが、自分で勉強をするのが得意な人は、自分で英語の問題をガンガンといていく方が経済的にも時間的にも効率が良いです。逆に自分で学習することが苦手な場合、英会話で、英語でのコミュニケーションを楽しみつつ、たくさんの英語に触れるのが良いのではないでしょうか。

 

まとめ

 英語を学ぶ上で、塾に行くか英会話で迷っている方も多いと思います。この記事を読んで英会話に少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです。ぜひ英会話を体験してみてください。