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英単語を効果的に覚える3つの方法と受験生におすすめの単語帳

 こんにちは

 みなさんは英単語を覚えるのに苦労した経験はありませんか?英単語の学習は、英語の勉強をする上で切っては切り離せないものです。英語の学習としての第一歩は英単語を覚えることだと言えます。

 

 英単語の学習は地道で勉強の成果がわかりにくく、挫折しがちですよね。僕自身の経験も交えつつ、英単語の覚え方について解説したいと思います。

 

本記事の内容

 

私自身、高校生時代は、英単語がなかなか覚えられず苦労しました。英単語のテストは何度も落ち続けましたが、単語の勉強法を変え、徐々に単語の勉強に慣れました。最終的には共通テストのリーディングで100点を獲得し、二次試験でも、英語は8割以上の点数を獲得することができました。

なぜ英単語が覚えられないのか

 英単語が覚えられないのにはどのような理由があるのでしょうか?

 

勉強する回数が少ない

 おそらく英単語が覚えられていない人のほとんどは英単語の勉強回数が不足しています。

 

 英単語の学習では、反復して学習することが最も大切だと言っても過言ではありません。とにかく回数を積んで何度も何度も単語を声に出してみていくことが近道だと言えます。

 

 当たり前の話ですが、英単語の勉強は、始めた時が最も覚えている単語が少なく、一ページ進むのにも時間がかかります。そのため勉強するストレスが大きく、覚えられていない自分やスムーズに進まない勉強にイライラしてしまいますよね。結果的に、覚えようとした範囲を一周する頃には疲れて、やめてしまい、他のことに意識が移っていく方が多いのではないでしょうか。

 

 

完璧に覚えようとしすぎている

 単語帳の最初のページから完璧に覚えようとしていませんか?真面目な人にありがちですが、一ページ目からじっくりと時間をかけて覚えようとする方も多いです。しかし、この方法では進むスピードが遅く、勉強が進むうちに覚えた単語を忘れてしまいます。

 

 先ほど述べたように英単語は反復することが最も大切です。何度も、何度も繰り返すことを重視すると、徐々に覚えていくことができます。

 

効果的に英単語を覚えるコツ

 ここからは、僕がいかにして英単語を覚えられるようになったか話していきます。この方法は英単語以外にも暗記をするいろいろな場面で使ってきました。

まずは一つの意味から覚える

 単語帳のほとんどは、一つの単語に対して、複数の意味が書いてあります。しかし、一度に全て覚えようとすると時間がかかるため、まずは一つの意味だけでOKです。

 

 というのも一つの意味から類推することも可能ですし、文脈からの予想も合わせるとさらに正確に予想することができます。

 

 一つの意味を覚えた後は、単語のイメージが染み付いているので、他の意味も自然と覚えられることがほとんどです。勉強のスピードが上がってテンポよく学習が進むと、ストレスなく一度に多くの単語を覚えることができます。

 

声に出して読みまくる

 僕が、単語の勉強において最も効果があると考えるのが音読です。書いて覚えたり、見て覚えるなど人によってスタイルは様々ですが、僕は音読をお勧めします。

 

 音読による学習は、勉強のテンポがはやく、何度も反復して学ぶことができますし、自分の声を自分で聞くことで目で見て、耳で聞いて、学習することができます。

 

 僕は、高校生の時に駿台文庫のシステム英単語という単語帳を使用していました。その単語帳にはミニマルフレーズという、掲載されている単語を使用した3語から5語程度の短い文章がちているのですが、これを音読しまくりました。

 

 最初は単語の意味がわかっていない状況でしたが、ミニマルフレーズを読み、日本語を読むということを繰り返しました。その結果、ミニマルフレーズの意味を覚える→単語を覚える、というように徐々に覚えられるようになりました。

 

 また、模試や本番の入試でもわからない単語が出てきた時、その単語を心の中で発音すると自然とミニマルフレーズが思い出せ、単語の意味を予想できたこともありました。音読によって無意識にも単語の意味が刷り込まれているということを実感しだ場面が良くあります。

 

単語のイメージを考える

 最後に単語のイメージを考えることです。これは、語彙を増やすスピードを上げるだけでなく、知らない単語の意味を予想することにも役に立ちます。

 

 英単語の中には、なんとなく似た単語があると思ったことはありませんか?

 

 例えば、interact(相互作用する),intercept(途中で遮る),interrupt(割り込む),など

 

これらはinterという共通の接頭辞で構成されています。

 

接頭辞とは、英単語の頭についている部分で、re, under,co等たくさんの接頭語があります。

 

また、接尾辞という単語の最後につくものにも意味があります。

 

この、接頭辞や接尾辞を学び、単語のイメージを固めることで新しい語彙の習得がしやすくなったり、知らない単語を予想することできるようになります。単語を学べば学ぶほど単語にイメージはしやすくなっていきます。

 

おすすめの単語帳

 先ほど少しはなしましたが僕がお勧めする単語帳は、システム英単語です。僕自身、参考書など目移りしやすいタイプではあるので三冊ほど単語帳を持っていましたが、最後まで使ったのはシステム英単語でした。

 

 システム英単語の良いところは、ミニマルフレーズという3語から5語程度の短い文書がついていることです。

 

 ミニマルフレーズは音読しやすい短さの文章で、文法のポイントも押さえてあるので英作文や文法の問題にも役に立ちます。また、その単語の中で最も重要な意味が使われた文章が書かれているので取り掛かりにミニマルフレーズを読むのにも適しています。

 

 確かに他の単語帳にも、例文はついていますが、ほとんどが長く、音読しずらいです。かといって、単語だけで覚えるのは実践的とは言えないので、ミニマルフレーズが載っているシステム英単語が自分にはしっくりきました。

 

まとめ

 今回は、英単語の勉強法について自分の経験も交えて話しました。今、単語の勉強に苦労している方の役に立てば幸いです。

 もし、最初の英単語帳に迷っていたり、変えたいと思っている方は、システム英単語を検討してみてはいかがでしょうか。